東京ひとりモーニング

東京在住30代OLの外食記録です。

最近のこと

ブライダルフェアに行ってきた。
コロナ禍中に入籍したけれど、もともと結婚式やウエディングドレスに憧れもなく、さらに私も夫も家族仲がよいほうではなく友人も少ないのでそもそも結婚式を挙げるつもりはなかったのだけれど。でも「本当はやりたいのに諦めているだけじゃないの?」という気持ちも少しだけあり、社会勉強も兼ねて参加してきた。

希望する式や披露宴の形式や日取り、予算等のヒアリングとその式場に関する説明を受け、実際の式場を見学させてもらったりしているうちに「あ、無理だな」とはっきり思った。だって具体的なイメージをふくらませたら、もうお通夜みたいな式しか想像できない。お互いの家族に私たちが祝福されているような絵がまったく想像できない。

結婚式って、まずやろうと思えること自体が幸せなことなのだな。自分たちの結婚を家族や友人たちが祝福してくれるはずって前提がないとやろうと思えない。さらにウエディングドレスを試着して写真まで撮ってもらったけれど似合わなすぎて落ち込んだ。

私が家族仲のいい家に生まれて、容姿に恵まれた素直な女性だったらよかったのに。当たり前のように結婚式やウエディングドレスに憧れて、当たり前のように家族や友人たちに囲まれた幸せな時間を想像できるような人間だったらなぁと思って暗い気持ちになった。